フルーツ酵母が体にいい理由

なぜフルーツ酵母は体に良いのでしょうか?
「お肌の細胞を元気にするからです。」

私達の体は60兆個の細胞で成り立っている「多細胞生物」と言われています。
そもそも細胞は1つで生きていく生物でしたが、細胞と細胞とが共生して生きていくことを選んだ「多細胞生物」の場合は、それぞれの細胞が役割に応じ専門的能力を持ち、その能力を発揮し私達を守ってくれています。当然皮膚も同じです。皮膚は大きく分けて表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれていますが目に見える細胞は表皮の上層部 角質層(角質細胞)一番上のところです。

私達が美しい肌、綺麗な肌と判断するところは角質の肌理(キメ)が整っているか、いないかが重要なポイントとなります。肌理(キメ)が整うために必要なことは、表皮の各層での肌細胞の専門能力を最大限に発揮させることが必要となります。そのためには細胞を守っている細胞膜を“強く”してそれぞれの仕事をしやすくしてあげることです。お肌は「角層」によって守られています。

この角層を形成しているものは「肌細胞(角質細胞)」の集まりです。
肌細胞の重要な役割は

①お肌の中のうるおいを保持、体温調節 体液を外に出さない
②バリア機能紫外線、雑菌、ウィルスの侵入をブロック

この一つ一つの肌細胞(角質細胞)を守っている膜を「コーニファイドエンベロープ(CE)」といいます。コーニファイドエンベロープはタンパク質でできており、そのタンパク質の名前は“インボルクリン”といいます。このインボルクリン同士を結び付け「膜状」にしていくのが“トランスグルタミナーゼ”です。

角質細胞の内部を守る膜が正常に作られないと、角質細胞内のうるおいが保たれないだけでなく、角質層の重要な役割である肌を守るバリア機能が十分に発揮できず、肌荒れが起きます。

肌荒れを防ぐには、角質細胞の膜が正常に形成されることが重要といえます。 角質細胞の膜(コーニファイドエンベロープ)を強化するには“インボルクリン”と“トランスグルタミナーゼ”の分泌量を多くすることが重要です。フルーツ酵母発酵液をつけた肌は、この“インボルクリン”と“トランスグルタミナーゼ”の産生促進率(生み出す力)を向上させるという試験結果を得ています。